Less is More.by info Mart Corporation

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「Less is More. 」は株式会社インフォマートが運営する、グローバル化・デジタル化する世界で失われる/失いたくないモノ・サービス・概念などを幅広く取り上げ、未来を再創造するためのメディアです。https://corp.infomart.co.jp/

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記事一覧

世界のどこかに理解者がいる。仮面屋おもて 大川原脩平氏インタビュー。

世界中のトラディショナルな仮面から、現代作家の仮面まで取り扱う仮面・マスクの専門店「仮面屋おもて」。ズラリと仮面が並ぶ店内は、怪しく、神秘的な雰囲気に包まれてい…

白石温麺から考える、事業承継とローカルカルチャーを受け継ぐこと。きちみ製麺 代表 高橋巧氏インタビュー。

宮城県白石市を中心に愛されるご当地食品「白石温麺」の製造をしてきた「きちみ製麺」。 120年以上の歴史を誇るこの製麺会社を事業承継した高橋巧氏は、家業である薬品卸企…

家族と少子化。これからの社会を考えるヒント。筒井淳也氏インタビュー。

社会学者の筒井淳也氏は、家族や結婚、少子化について、データや、エビデンス、歴史、様々な角度から問題提起をされてきた。時に書籍を通して、時に政府への提言の中で。少…

悼むこと。忘れないこと。ペットから考える葬儀文化のアップデート。

ペット用の骨壷を開発したブランド「DREAMING」。手がけるのは、中国から留学生として日本で学ばれた万荷(マンカ)氏。便宜上「ペット」として括りはするが、現在のペット…

1970大阪万博と岡本太郎。太陽の塔から考える思想と哲学。石井匠氏インタビュー。

今回は1970年に行われた大阪万博を、「テーマ展示プロデューサー」を務めた岡本太郎を軸に見つめ直してみたいと思う。多くの人が知る太陽の塔は、どのような思想とどのよう…

誰かの視点をくぐりながら自分を編み直してみる。発達心理学とボードゲーム開発。萩原広道氏インタビュー。

以前Less is More.でもお話しいただいた発達科学者の萩原広道氏は、乳幼児期の言語発達に注目しながら、子どもたちには世界がどう見えているのかを研究している。 先月。そ…

世界のどこかに理解者がいる。仮面屋おもて 大川原脩平氏インタビュー。

世界のどこかに理解者がいる。仮面屋おもて 大川原脩平氏インタビュー。

世界中のトラディショナルな仮面から、現代作家の仮面まで取り扱う仮面・マスクの専門店「仮面屋おもて」。ズラリと仮面が並ぶ店内は、怪しく、神秘的な雰囲気に包まれている。

店主を務める大川原脩平氏は、なぜこの不思議なお店を開いたのか。お話をお伺いした。

「仮面屋おもて」をはじめるまで。-大川原さんは、仮面屋おもての店主というだけでなく、さまざまな活動をされていますよね。元々は舞踏家として活動されてい

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白石温麺から考える、事業承継とローカルカルチャーを受け継ぐこと。きちみ製麺 代表 高橋巧氏インタビュー。

白石温麺から考える、事業承継とローカルカルチャーを受け継ぐこと。きちみ製麺 代表 高橋巧氏インタビュー。

宮城県白石市を中心に愛されるご当地食品「白石温麺」の製造をしてきた「きちみ製麺」。
120年以上の歴史を誇るこの製麺会社を事業承継した高橋巧氏は、家業である薬品卸企業と、介護を手掛ける企業も引き継ぎ、3社の代表を引き受けている。医療・介護だけでなく、全く経験もない食品メーカーまでを引き継いだ高橋氏。中小企業の後継者不在問題に直面する日本で、事業承継をどう考えていくべきか、お話をお聞きした。

事業

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家族と少子化。これからの社会を考えるヒント。筒井淳也氏インタビュー。

家族と少子化。これからの社会を考えるヒント。筒井淳也氏インタビュー。

社会学者の筒井淳也氏は、家族や結婚、少子化について、データや、エビデンス、歴史、様々な角度から問題提起をされてきた。時に書籍を通して、時に政府への提言の中で。少子化の一途を辿る日本で、「家族」とはどのようにその意味と役割を変えてきたのか、そしてこれからの社会をどのように考えていくべきか。そのヒントについて筒井氏にお話しいただいた。

家族はよくわからないもの。-筒井さんは少子化・家族・仕事などさま

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悼むこと。忘れないこと。ペットから考える葬儀文化のアップデート。

悼むこと。忘れないこと。ペットから考える葬儀文化のアップデート。

ペット用の骨壷を開発したブランド「DREAMING」。手がけるのは、中国から留学生として日本で学ばれた万荷(マンカ)氏。便宜上「ペット」として括りはするが、現在のペットと人間は、「家族」「友人」「パートナー」…多様な関係がある。
大切な存在を失った際に、私たちはどのように気持ちを慰め、悼むのか。万荷氏にお話をお聞きした。

日本で深めたコンセプト。-万荷さんのご出身は中国なんですよね。

万荷:は

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1970大阪万博と岡本太郎。太陽の塔から考える思想と哲学。石井匠氏インタビュー。

1970大阪万博と岡本太郎。太陽の塔から考える思想と哲学。石井匠氏インタビュー。

今回は1970年に行われた大阪万博を、「テーマ展示プロデューサー」を務めた岡本太郎を軸に見つめ直してみたいと思う。多くの人が知る太陽の塔は、どのような思想とどのような価値観によって建造されたのか。
岡本太郎研究を手がける、芸術考古学者の石井匠氏に、お話をお聞きした。

岡本太郎と1970年大阪万博。-石井さんのご自身については、後半に語っていただくとして、まずは1970年の大阪万博と岡本太郎さんに

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誰かの視点をくぐりながら自分を編み直してみる。発達心理学とボードゲーム開発。萩原広道氏インタビュー。

誰かの視点をくぐりながら自分を編み直してみる。発達心理学とボードゲーム開発。萩原広道氏インタビュー。

以前Less is More.でもお話しいただいた発達科学者の萩原広道氏は、乳幼児期の言語発達に注目しながら、子どもたちには世界がどう見えているのかを研究している。
先月。そんな萩原氏と学生たちとで「大学生を疑似体験するボードゲーム」なるものを開発していることが発表された。発達心理学の研究との関連、そしてどのような思いで作り始めたボードゲームなのか。萩原氏にお話を伺った。

-お久しぶりです。前回

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