人工言語エスペラントから考える中立性、ハンディキャップなき対話。北川郁子さん・黒薔薇アリザさんインタビュー。
人工言語エスペラントをご存じだろうか?誰もが簡単に学習することができ、世界中の人々にとって中立な国際補助語として考案された言語である。
驚くべきことに、この言語が誕生したのは1887年。100年以上の歴史を誇るのだ。一般財団法人日本エスペラント協会の理事長 北川郁子氏と黒薔薇アリザ氏にお話をお聞きした。
-まずはお二方がエスペラントを始めたきっかけからお聞きしたいと思います。
北川:私は新設校で英語教師としての第一歩を歩み始めたのですが、英語一辺倒の外国語教育が生徒たちの