Less is More.by info Mart Corporation

「Less is More. 」は株式会社インフォマートが運営する、グローバル化・デジタル化する世界で失われる/失いたくないモノ・サービス・概念などを幅広く取り上げ、未来を再創造するためのメディアです。https://corp.infomart.co.jp/

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爬虫類を飼うこと。生き物の全てを好きでいること。ちゃんねる鰐氏インタビュー

このメディアは"のどかな文化醸成の場"でありたい。園田編集長との雑談(後編)

マーケティングはなんか嫌。新旧ではなくグミのように愛されるメディアへ。園田編集長との雑談(中編)

ビジネス潮流の変化と、14歳への回帰。園田編集長との雑談(前編)園田編集長との雑談(前編)

「正の空想」を働かせること。寂しさと向き合い、足掻くこと。ショートショート作家・田丸雅智氏との対話。

いつか被災する私たちが助かり合うための「ボトムアップ型災害復興ビジョン」とは?土田亮氏インタビュー。

日本は水に恵まれてはいない?ウォーターポジティブへ向かう世界の水問題。水ジャーナリスト 橋本淳司氏インタビュー。

オルタナティブな教育。フリースクールという選択肢。ヒューマン・ハーバー主宰 木村清美氏インタビュー。

SF的現実を前に進める。フィクションが描く未来の現在地。大澤博隆氏インタビュー。

分散型研究所と開かれた学術業界。学術系クラウドファンディング「アカデミスト」代表 柴藤亮介氏インタビュー。

天皇と天皇制から考える、社会全体をゆるやかにまとめる可能性。河西秀哉氏インタビュー。

「蟻鱒鳶ル」から考える"ゆっくり作る"未来のこと。岡啓輔氏インタビュー。

選挙を正しくエンタメ化すること。当事者として参加すること。宮原ジェフリー氏インタビュー。

ケルトから学ぶ、感性ベースの社会システム。その可能性。玉田俊郎氏インタビュー。

「池袋シネマ・ロサ」がみる映画館のこれから。ロサ映画社 代表 伊部知顕氏インタビュー。

世界のどこかに理解者がいる。仮面屋おもて 大川原脩平氏インタビュー。

爬虫類を飼うこと。生き物の全てを好きでいること。ちゃんねる鰐氏インタビュー

100種類以上の爬虫類に加えて、魚類・鳥類・昆虫など、幅広い生き物の飼育動画が楽しめる生物系YouTubeチャンネル「ちゃんねる鰐」をご存知だろうか? 2023年には爬虫類好きが高じて「深谷爬虫類館」をオープンした。登録者数100万人目前の今、ちゃんねる鰐氏に生き物を飼うことや動物との距離感についてお話をお聞きした。 -所狭しと並んだ生き物たちはまさに圧巻ですね!たくさんの生き物に直接触れられることも驚きました。 鰐:ありがとうございます。 -深谷は地元だったんですか

このメディアは"のどかな文化醸成の場"でありたい。園田編集長との雑談(後編)

さてさて、当メディア編集長・園田氏との雑談もようやく後編。中編では"グミのようなメディア"というお話もあった中、後編ではこれからどんなメディアとして運用していきたいのかについて、一人のビジネスパーソンとしての想い、個人としての想いを話してくれた。中編は以下のリンクからぜひご一読ください。 人生の生産性アップで、一人ひとりがSNSを見ない世界へ。-でも、たくさんの人に見てもらいたいという思いもあるわけですよね? 園田:もちろん、見ていただきたいです。あわよくば、スキと思った

マーケティングはなんか嫌。新旧ではなくグミのように愛されるメディアへ。園田編集長との雑談(中編)

さてさて、Less is More.の編集長である株式会社インフォマートの園田氏との雑談、中編です。 前編では、2024年に感じられたビジネス潮流の変化と個人的な趣味で変化した感覚についてお話しいただきました。中編からは、これからのメディアとしてのあり方について雑談は加速します。 新旧メディアに属せない。グミのようなメディア。-ちょっと2024年を振り返ると、政治的な話題が盛り上がった一年だったように思います。 園田:確かに盛り上がりましたが、個人的にはうっすらと閉塞感

ビジネス潮流の変化と、14歳への回帰。園田編集長との雑談(前編)園田編集長との雑談(前編)

当メディアLess is More. by infoMartが立ち上がったのは2020年7月。それから約4年半が経とうとしている。2025年で5年目の節目を迎える現在、立ち上げから現在まで編集長を務めてきた株式会社インフォマートの園田林太朗氏に、現在考えていることや、これからの方針について、雑談してみた。 株式会社インフォマートという、DX推進企業がなぜこのようなメディアを運用しているのか、どのようなことを考えて運用されているのか、ちょっとユニークなビジネスパーソン、園田編

「正の空想」を働かせること。寂しさと向き合い、足掻くこと。ショートショート作家・田丸雅智氏との対話。

今回は、ショートショート作家・田丸雅智氏のインタビューを掲載する。実は当初私たちが考えていたテーマではなく「お茶でもしながら、話しませんか?」とおっしゃっていただき、田丸氏が考えていることや最近感じていることを色々とお話しいただけることになった。 -今日は、あまりテーマを絞らずに話しませんか?ってご提案いただいてちょっと緊張しています(笑)。 田丸:本当に、たまにはお茶でも飲みながら話すのはどうかなって思っただけなんですよ(笑)。 -前回インタビューさせていただいたのは

いつか被災する私たちが助かり合うための「ボトムアップ型災害復興ビジョン」とは?土田亮氏インタビュー。

地震に代表されるさまざまな自然災害が多発する日本。この国において、災害対策は誰しもに関係のある話だ。 ただ、実際に自分自身が被災者になる、とリアルにイメージして暮らしている人はどれだけいるだろう。そして被災してから、今とは別様な日常に生きることをどれだけ思い描けているだろう。災害復興プロセスを研究している東京大学特別研究員 土田亮氏にお話いただいた。 災害研究とは?-なぜ災害研究に取り組み始めたんでしょうか? 土田:出身地の宮崎県は、台風や地震などの災害が多く、小さな頃か

日本は水に恵まれてはいない?ウォーターポジティブへ向かう世界の水問題。水ジャーナリスト 橋本淳司氏インタビュー。

「日本の水源が海外に買われている」「水道管がもうダメだ」そんなちょっと怖い話を耳にしたことがある方も多いと思う。こうした問題に10年以上も前からリポートし、世界中の水にまつわる問題を伝えてきてくれた水ジャーナリストの橋本淳司氏。 橋本氏に、現在の世界の水をめぐる状況と、日本の水問題について、幅広くお話をお聞きした。 世界中の水問題を伝えるジャーナリスト。-橋本さんが「水ジャーナリスト」としてのキャリアを歩み始めたのはなぜですか? 橋本:20代中盤にバングラデシュの集落に水

オルタナティブな教育。フリースクールという選択肢。ヒューマン・ハーバー主宰 木村清美氏インタビュー。

「フリースクール」。いわゆる公的な義務教育外の選択肢として知られてきているが、いったいどういうものなのだろうか? 30年近くにわたって香川県高松市でフリースクール「ヒューマン・ハーバー」の運営を続けてこられた木村清美氏にお話をお聞きした。フリースクール全国ネットワークの新代表理事にも就任された木村氏のフリースクールのお話、お子様のいらっしゃらない皆様にもぜひご一読いただきたい。 -木村先生は… きよみ:フリースクールでも「きよみさん」「きよっぺ」とあだ名で呼ばれているので

SF的現実を前に進める。フィクションが描く未来の現在地。大澤博隆氏インタビュー。

今年、慶應大学にできた「サイエンスフィクション研究開発・実装センター」をご存知か?理系・文系の分野を超えて、SFを真面目に研究する非常にユニークな研究センターだ。ここでは、SFプロトタイピングをはじめとする様々な手法でSFの分析・実装を進めている。 では、そもそもSFとは何か?現在SFが描き出すものは?SF的な未来を生きる私たちは、どのような未来を描けばいいのだろうか? 同センターを立ち上げただけでなく、日本SF作家クラブ会長も務める大澤博隆氏にお話いただいた。 人工知能

分散型研究所と開かれた学術業界。学術系クラウドファンディング「アカデミスト」代表 柴藤亮介氏インタビュー。

日本初の学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」。大学に所属する研究者が自由な研究テーマを立ち上げ、資金を募れる。 10年に渡ってこのサービスを運営してきたアカデミスト株式会社の柴藤亮介氏に現在の日本における学術界の問題点と展望について、お話をお聞きした。 アカデミストを立ち上げるまで。-柴藤さんご自身も研究者だったそうですね。なぜ起業に至ったんですか? 柴藤:大学院で物理の研究をしていたんですが、当時から学術業界が閉鎖的だと感じていたんで

天皇と天皇制から考える、社会全体をゆるやかにまとめる可能性。河西秀哉氏インタビュー。

「天皇とは何か?」そう問われて、なんと答えるだろう。「象徴」と言えばその通りなのだろうが、象徴ってどういうことか、よく分からないという方が大半ではないか。 あらためて天皇とは何か、象徴天皇制を研究されている名古屋大学 准教授 河西秀哉氏にお話をお聞きした。 -天皇・天皇制はやはり繊細なお話だと思います。読者の皆様もどうぞお手柔らかにお願いいたします。 河西:よろしくお願いいたします。今回は一見すると失礼に感じる発言もあるかもしれませんが、極力分かりやすさに主眼を置いてお話

「蟻鱒鳶ル」から考える"ゆっくり作る"未来のこと。岡啓輔氏インタビュー。

「蟻鱒鳶ル」をご存知だろうか?建築家の岡啓輔氏がセルフビルドで20年に渡って作り続けているビルだ。 オフィスビルが乱立する東京港区の一角。約40平米の敷地に建てられたこのビルに、そのありように世界から注目が集まっているそうだ。 -「蟻鱒鳶ル」について、あらためて教えてください。 岡:小さな手作りのビルです。2階以上は僕の住居になる予定で、1階は店舗として貸し出す予定です。2005年に着工して、予定では今年中(2024年)には竣工予定(その後曳家工事)です。 -約20年

選挙を正しくエンタメ化すること。当事者として参加すること。宮原ジェフリー氏インタビュー。

選挙を「楽しむ」人はそう多くないと思う。シリアスな問題の数々に加えて、制度の複雑さ、候補者の多さ。「東京都知事選挙 2024」を目前に控えた今、私たちは選挙をどのように捉え、楽しめばいいのか、『沖縄<泡沫候補>バトルロイヤル』の著者 宮原ジェフリー氏にお話を聞いてみた。 -宮原さんが選挙に興味を持たれたきっかけから教えてください。 宮原:母親の影響で中学生の頃に好きになりました。選挙の時期になると新聞に候補者一覧が掲載されますよね。結果と照らして、誰が当選したとか、落選し

ケルトから学ぶ、感性ベースの社会システム。その可能性。玉田俊郎氏インタビュー。

紀元前に、ヨーロッパの2/3もの地域を席巻していたケルトの文化。それほど広がったにも関わらず、私たちはケルトの人々や文化について詳しく知らないという人が多いのではないだろうか? ケルトの紋様など、アイコン文化に着目し研究を続けてきた、玉田俊郎氏にお話をお聞きした。 -玉田先生は、元々はケルトの専門ではないんですよね? 玉田:元々は、インダストリアルデザインの研究が専門です。ケルトを研究するに至るまで、少し詳しくお話しいたしますね。 -よろしくお願いいたします。なぜ、イ

「池袋シネマ・ロサ」がみる映画館のこれから。ロサ映画社 代表 伊部知顕氏インタビュー。

東京 池袋で約80年間もの長きにわたって映画文化を支えてきた「池袋シネマ・ロサ」。この歴史ある映画館は、映画産業の波を超えて、今メジャーの映画配給と別の道を模索している。 2024年3月に代表取締役に就任した伊部知顕氏に、これまでの歴史と、これからの展望についてお話いただいた。また、「池袋シネマ・ロサ」は、日本の総合アミューズメントビル「ロサ会館」の一角で運営されている。この歴史あるアミューズメントビルについても合わせてお聞きした。 -まずは、池袋シネマ・ロサの歴史からお

世界のどこかに理解者がいる。仮面屋おもて 大川原脩平氏インタビュー。

世界中のトラディショナルな仮面から、現代作家の仮面まで取り扱う仮面・マスクの専門店「仮面屋おもて」。ズラリと仮面が並ぶ店内は、怪しく、神秘的な雰囲気に包まれている。 店主を務める大川原脩平氏は、なぜこの不思議なお店を開いたのか。お話をお伺いした。 「仮面屋おもて」をはじめるまで。-大川原さんは、仮面屋おもての店主というだけでなく、さまざまな活動をされていますよね。元々は舞踏家として活動されていたそうですね。 大川原:私自身の活動の原点は舞踏です。現在も舞踏家としての活動