Less is More.by info Mart Corporation

「Less is More. 」は株式会社インフォマートが運営する、グローバル化・デジタル化する世界で失われる/失いたくないモノ・サービス・概念などを幅広く取り上げ、未来を再創造するためのメディアです。https://corp.infomart.co.jp/

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記事一覧

日本は水に恵まれてはいない?ウォーターポジティブへ向かう世界の水問題。水ジャーナリスト 橋本淳司氏インタビュー。

オルタナティブな教育。フリースクールという選択肢。ヒューマン・ハーバー主宰 木村清美氏インタビュー。

SF的現実を前に進める。フィクションが描く未来の現在地。大澤博隆氏インタビュー。

分散型研究所と開かれた学術業界。学術系クラウドファンディング「アカデミスト」代表 柴藤亮介氏インタビュー。

天皇と天皇制から考える、社会全体をゆるやかにまとめる可能性。河西秀哉氏インタビュー。

「蟻鱒鳶ル」から考える"ゆっくり作る"未来のこと。岡啓輔氏インタビュー。

日本は水に恵まれてはいない?ウォーターポジティブへ向かう世界の水問題。水ジャーナリスト 橋本淳司氏インタビュー。

「日本の水源が海外に買われている」「水道管がもうダメだ」そんなちょっと怖い話を耳にしたことがある方も多いと思う。こうした問題に10年以上も前からリポートし、世界中の水にまつわる問題を伝えてきてくれた水ジャーナリストの橋本淳司氏。 橋本氏に、現在の世界の水をめぐる状況と、日本の水問題について、幅広くお話をお聞きした。 世界中の水問題を伝えるジャーナリスト。-橋本さんが「水ジャーナリスト」としてのキャリアを歩み始めたのはなぜですか? 橋本:20代中盤にバングラデシュの集落に水

オルタナティブな教育。フリースクールという選択肢。ヒューマン・ハーバー主宰 木村清美氏インタビュー。

「フリースクール」。いわゆる公的な義務教育外の選択肢として知られてきているが、いったいどういうものなのだろうか? 30年近くにわたって香川県高松市でフリースクール「ヒューマン・ハーバー」の運営を続けてこられた木村清美氏にお話をお聞きした。フリースクール全国ネットワークの新代表理事にも就任された木村氏のフリースクールのお話、お子様のいらっしゃらない皆様にもぜひご一読いただきたい。 -木村先生は… きよみ:フリースクールでも「きよみさん」「きよっぺ」とあだ名で呼ばれているので

SF的現実を前に進める。フィクションが描く未来の現在地。大澤博隆氏インタビュー。

今年、慶應大学にできた「サイエンスフィクション研究開発・実装センター」をご存知か?理系・文系の分野を超えて、SFを真面目に研究する非常にユニークな研究センターだ。ここでは、SFプロトタイピングをはじめとする様々な手法でSFの分析・実装を進めている。 では、そもそもSFとは何か?現在SFが描き出すものは?SF的な未来を生きる私たちは、どのような未来を描けばいいのだろうか? 同センターを立ち上げただけでなく、日本SF作家クラブ会長も務める大澤博隆氏にお話いただいた。 人工知能

分散型研究所と開かれた学術業界。学術系クラウドファンディング「アカデミスト」代表 柴藤亮介氏インタビュー。

日本初の学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」。大学に所属する研究者が自由な研究テーマを立ち上げ、資金を募れる。 10年に渡ってこのサービスを運営してきたアカデミスト株式会社の柴藤亮介氏に現在の日本における学術界の問題点と展望について、お話をお聞きした。 アカデミストを立ち上げるまで。-柴藤さんご自身も研究者だったそうですね。なぜ起業に至ったんですか? 柴藤:大学院で物理の研究をしていたんですが、当時から学術業界が閉鎖的だと感じていたんで

天皇と天皇制から考える、社会全体をゆるやかにまとめる可能性。河西秀哉氏インタビュー。

「天皇とは何か?」そう問われて、なんと答えるだろう。「象徴」と言えばその通りなのだろうが、象徴ってどういうことか、よく分からないという方が大半ではないか。 あらためて天皇とは何か、象徴天皇制を研究されている名古屋大学 准教授 河西秀哉氏にお話をお聞きした。 -天皇・天皇制はやはり繊細なお話だと思います。読者の皆様もどうぞお手柔らかにお願いいたします。 河西:よろしくお願いいたします。今回は一見すると失礼に感じる発言もあるかもしれませんが、極力分かりやすさに主眼を置いてお話

「蟻鱒鳶ル」から考える"ゆっくり作る"未来のこと。岡啓輔氏インタビュー。

「蟻鱒鳶ル」をご存知だろうか?建築家の岡啓輔氏がセルフビルドで20年に渡って作り続けているビルだ。 オフィスビルが乱立する東京港区の一角。約40平米の敷地に建てられたこのビルに、そのありように世界から注目が集まっているそうだ。 -「蟻鱒鳶ル」について、あらためて教えてください。 岡:小さな手作りのビルです。2階以上は僕の住居になる予定で、1階は店舗として貸し出す予定です。2005年に着工して、予定では今年中(2024年)には竣工予定(その後曳家工事)です。 -約20年